土居珈琲

カフェ兄さんの日記帳

うちの母のマウスの使い方が天才的すぎて怖い

更新日:

これは数年前の出来事だ。

そう、兄弟みんなで母さんにパソコンをプレゼントしてから少し経ってからのお話・・・

遠くに住む母から電話が入った。

「パソコン使いたいんだけど」

おー、きたきたやる気満々だ!

兄さん
「いーよー」

そもそも子供たちのブログや調べものにインターネットやメールができればと思いプレゼントしたものだ。

兄さん
「じゃあ、インターネットからね。一つ一つ教えるね。」 「電源入ってる?」

「入ってるよ」

兄さん
「じゃあ、画面出てるならマウスを動かしてみて」

「え!?マウスってなに?」

げっ、そこからのレベルか!とは思ったもののここはひとつ落ち着いて──

兄さん
「パソコンから線で繋がれてるやつでねずみみたいな黒いのない?」

「あるある」

兄さん
「じゃ、それ動かしてみて」

「画面で矢印動いてない?」

「動く、動く」

以降、動かすのに慣れるまで様々なところにカーソルが動くよう少し練習。

兄さん
「その矢印を画面の左あたりにある小文字の「e」の形みたいなマークにところに動かして」

「はい。行ったよ」

兄さん
「四角い枠で囲まれたかな」

「はい。いいよ。」

兄さん
「じゃ、マウスにぎった右手の人差し指でそのまま二回ボタンをカチカチっと押してみて」

「ん?なにもならないよ」

兄さん
「じゃ、もう一回」

「んーならない」

兄さん
「ちゃんと押してる?」

「押したら、カチッと音するはずだよ」

「何も音しないよ」

そんな、ばかな!初期不良かなにか物が挟まったか。
などといろいろ考えるがここは天然な母のことを考えるとやはり押し方に問題がきっと・・・

兄さん
「マウスは右手で包み込むようにして人差し指と中指が正面を向くようにマウスの左側と右側のそれぞれの上に指が来るように持ってる?」

「うん」

兄さん
「じゃ、もうちょっと強く押してみて」

「だめだ、硬くて」

か、かたくて・・・
そんなバカな。
いまだかつてそんなに硬いマウスに出会ったことないぞ。

兄さん
「もっと本気で!」

すでに俺は多少切れ気味になっていた。

「ならないよ~も~」

「もーいーよー」

母もだいぶ疲れてきたようだ。

それもそのはず、マウスのボタンの話だけで数十分はやり取りしているのだから。

落ち着け、たかがクリックができないだけじゃないか。

問題はきっとすぐ目の前にあるはず・・・

よしまずはマウスからもう一度だ。

兄さん
「じゃ、もう一度マウス握って」

「はい。」

兄さん
「マウスの線が人差し指と中指の間位から正面に出ているよね」

「線?・・・ない。」

あれ?買ったのワイヤレス?いや、最初に確認したはず。

兄さん
「え?線どこ?」

「下から出てる」

えーーーーーーーーーーーーーーっ!

世の中で人はそれを

逆さま・逆・反対などと言います。

母よ。

それでは一生クリックができないよ・・・

と思ったが、すぐに・・・

それよりも

マウスが反対にもかかわらず自由に動かしていたあなたは天才だよ。

と思ってしまった。

母さんなんだか涙が止まらないんだ。

だれか教えてくれ。

なんなんだこの涙は!

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神戸のカフェで兄さんしております。ホールには出たり出なかったり。10年のカフェ人生の中ウェイターから売上と人事管理、パーティー、ウェディング、企画、総務そして雑務まで多くを経験してきました。楽しく生きる!をテーマに毎日を面白おかしく過ごしてます ⇒詳しいプロフィールはこちら

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