土居珈琲

カフェ兄さんの日記帳

死亡事故現場で鈴の音が止まらなくて困っている母

更新日:

あけましておめでとうございます。

みなさん、2017年!今年もよろしくお願いします。

では、新年早々恐ろしい話をしたいと思います。

どうしてこうも私の周りでは恐ろしい出来事が多いのか・・・

もう20年近く前の話になるだろうか、ある日うちの母がこんなことを言い始めた。

 

「車を運転しているといつも同じ場所で鈴の音が聞こえてくる」

 

・・・と。

この頃、母は家から1時間ちょっとの実家までしばしば車で行くことが多かった。

その時の車中での出来事である。

さらに鈴の話を聞いてみると

鈴の音に関する話は車中以外にも実際に鈴を持ってきた人の話など、鈴に関わる話がいくつかあった。

「これは何かのサインのような気がして怖い・・・」

そういう母の話を聞いていると確かに偶然にも鈴の話が多く重なり何だか気味が悪い。

「お願い。一緒に来て確認してちょうだい。」

(そんな不思議な出来事ならばこれは確認せねば!)

そう思った私は多少の恐怖感はあったが車へと乗り込み母の実家へと向かった。

そして、その出来事は母の実家からの帰り道で本当に起こった。

帰りは0時も回った深夜。

街灯もなく、道路脇は渓流が流れ、トンネルがいくつもある山道。

その山道を走りちょうど直線の道路に入ったとき母は言った。

「もうすぐだよ。」

その場所は

「もうすぐだよ・・・」

 

「もうすぐだよ・・・」

 

「もうすぐだよ・・・」

母の声は次第に大きくなっていく。

俺の鼓動も次第に大きくなる。

二人の緊張感はマックスへ。

そしていよいよ鈴の音がする場所へ。

「ほらきた!」

母が言うと同時に。

「チローン。チローン。チローン」

(うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!)

・・・って母よ。

「これは速度警告音ってやつだよ。」※1
(昔の車は警告のため100キロを超えるとチャイムが鳴っていた)

母は笑った。

俺も笑った。

じゃ、他の鈴の話は?

全部思い込みだった。

母よやはりあなたは天才だ。

普段スピードなど出さない母はもちろんそんな音を聞いたこともなく、直線がたまたま長く続くその場所だけが唯一100キロ出せる場所だったようでいつもちょうど同じ場所で100キロになっていたようでした。

家に帰った母は

「恥ずかしいから誰にも言わないで」

と俺に言った。

バラしてすまん。

偶然がたくさん重なり合った恐怖の鈴の音でした。

※1.日本では1980年代後半製造分の車両まで、普通乗用車では車速が約100km/h、軽自動車では約80km/hを超えると、運転者へ注意喚起のため機械式のチャイムやブザーなどの警報音が鳴っていた(電子音の物も存在した)。大多数を占めた機械式チャイムの構造は、小型の鉄琴と同様の仕組みを利用した物であった(キンコンといった警告音を発する。)そのため、一般的には単に「キンコン」や「キンコンチャイム」などと呼称されることも多い。
昭和49年から昭和61年まで義務図けられ車検の検査項目でもあったが日本独自の装備と義務であるとして貿易上の非関税障壁を主張する国外のメーカーの圧力や単調な警告音による睡眠の誘発の危険性から現在では装備されていない。(2000年代初頭まではオプションとして用意されているものもあったが現在は見受けられない。)
出典:速度警告音-Wikipedia

 

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神戸のカフェで兄さんしております。ホールには出たり出なかったり。10年のカフェ人生の中ウェイターから売上と人事管理、パーティー、ウェディング、企画、総務そして雑務まで多くを経験してきました。楽しく生きる!をテーマに毎日を面白おかしく過ごしてます ⇒詳しいプロフィールはこちら
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