俺が体験した人間の不思議な感覚の話を聞いてくれ。
この話は2007年の話だ。
雨の降る夜
会社の帰り道、傘を持っていなかった俺は、降りだした雨に打たれ、ずぶ濡れになって帰った。
すっかり、全身水浸しになった俺はすぐにシャワールームへ向かった。
そして、ぴったりと張り付くほどに濡れた服を一枚、そして一枚、丁寧に、かつ慎重に脱ぎ、僕の全てがあらわになった時俺は思った。
さて、思い立ったら行動だ。
早速、俺は炊飯器に向かい釜を取り、米を入れ、とぎはじめた。
もちろん、生まれたての姿のままで。
するとどうだろう・・・
なんだ!この非常にお間抜けな気分は。
素っ裸でキッチンに立ち、米をといでいると湧き上がるこのおまぬけな感情。
なんなんだ!
これはすごい!
バスタイムやエッチの時には決して湧き上がらないこの妙な感覚。
そこで・・・
もうちょっとすっぽんぽんの状態で日常生活を楽しんでみることにした。
まず、掃除を始めた。
間抜け度はさらに増し、自分でもクスリと笑ってしまうほどだ。
掃除が終わると続いて、裸で読書をしてみた。
ちょっぴり芸術を思い浮かべたが、それ以上はなにも感じなかったので続いてギターを弾いてみた。
だいぶ自分でも間抜け気分よりもバカバカしさが増してきた。
そして、寒くなったからやめた。
そんな俺は今夜
「裸族」
俺に最後に残ったのは
最高のお間抜け気分とバカバカしと異世界に入ったような気持ち。
皆さんも一度は体験してみよう!
一人でも気恥ずかしい気分になれます。
一人でもおバカな気分になれます。
そして違う世界へ入れます。
悩みなんてちっぽけだなと感じます。
そして、一人でも笑えます。
さあ、一人で落ち込むような事があったら試してみよう!
裸生活も捨てたもんじゃないぜ!
裸族とは・・・
①未開民族などで、衣服を身に着ける習慣がそもそも無い・あるいは身体のごく一部だけしか隠せないような装身具・布だけを纏っただけの状態で、日常生活を送る部族の総称。
②屋内(主に自宅)などで、裸(シャツ・パンツ着用可)のまま過ごす人のこと。回覧板や宅配便など、不意の対応に困るため、家族からは不評。
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