土居珈琲

カフェ×雑学 コーヒー

カフェオレとカフェラテって何が違うの?

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StockSnap / Pixabay

皆さんこんにちは。
カフェ兄さんトモヤです。

カフェで働いているとすっげーよく聞こえてくる会話。

「カフェオレとカフェラテって何が違うの?」

普通にお客さまに聞かれることもあります。

よく聞かれるということはご存じない方が多いということ。

カフェオレ、カフェラテ、どちらもよく耳にする言葉です。知らない人はいないでしょう。コンビニ、自動販売機、スーパー、酒屋さんとどこでも目にすることがありよく口にもするでしょう。おいしいもんね。

がしかしだ。カフェオレが何者で、カフェラテが何者かは知らない。

コーヒー牛乳だろ!って人もいる。間違いではない。いや、むしろ正解なのだが今日はその正体についてせまろう!

呼び名・名称

カフェ・ラテ:カフェ・ラッテ:Caffè Latte(イタリア語)

イタリア語で"café" はコーヒーの意。"Latte"は牛乳の意。ほら、つまりコーヒー牛乳だ。

そう、イタリアではコーヒーと牛乳を混ぜていればカフェ・ラッテなのだ。「エスプレッソの飲み方嗜み方」でもお伝えしたがイタリアではコーヒーといえば基本エスプレッソ出されるよってエスプレッソとミルクの組み合わせだ。ちなみに、フォームドミルクをエスプレッソと1:1で加えたのがカプチーノだ。

カフェ・オ・レ:カフェ・オー・レ:café au lait(フランス語)

フランス語で"café" はコーヒーの意。"au" オは前置詞。"lait レ" は牛乳の意。ほら、つまりコーヒー牛乳だ。

フランスではエスプレッソもドリップコーヒーでも「カフェ」と呼んでいるがイタリア同様にお店でカフェと言ったらエスプレッソで出るのが一般的なので「カフェ・オ・レ」にエスプレッソを使用することもごく一般的である

兄さん
うわ、やっぱどっちもコーヒー牛乳じゃねーか!

そう、どっちもコーヒー牛乳なのだ。

え?じゃ同じ?違いは?あるんです違い

ただしだ、それはヨーロッパでの話だ。なのでヨーロッパではコーヒー牛乳でいいのかも。

日本ではコーヒーの種類を区別するために区分けしている。

カフェオレはドリップしたコーヒーを使い、カフェラテがエスプレッソを使う。というように。

じゃ、ドリップコーヒーとエスプレッソは何が違うんだい!ってなるのでお伝えしておきますがドリップコーヒーは皆さんご存知のようにあのペーパーフィルターとかを使ってドリップしたもの(ドリップ方法はいろいろありますがまた今度ね)エスプレッソは「エスプレッソの飲み方嗜み方」をみてくださいね。

そして、ミルクの量が違います。カフェ・オレはコーヒーとミルクが半々5:5なのにたいしカフェ・ラテは8:2くらい(店によって違いはある)

なのでもちろん明確に味が違うのだ。マイルドなコーヒーに対して半分もミルクを使ったらもちろん全体的にマイルドな味になります。カフェラテはミルクの量は多いがエスプレッソを使っているのでコクと苦みと味の深みにミルクがプラスされたちょっと大人の味?そしてミルクはスチームミルク(蒸気で微細な気泡を加えながら温められたミルク)を加えるので口当たりはマイルドに。

まとめ

さあ、おわかりいただけただろうか。

ヨーロッパではどちらでもミルク入りのコーヒーという概念で違いがあるのは日本だけ。

その違いは、ベースになるコーヒーが違うということ。カフェ・オ・レがコーヒーでミルク割合が5:5、カフェ・ラテがエスプレッソでミルク割合が8:2、味は、オレがマイルドラテがコクと深みが強いと覚えておくのがいいでしょう。

これでまたカフェライフがひとつ楽しくなったね!カフェに行くのがわくわくしてきたっしょ!

え!ふつう?

そんなこといわんといてーーー!

アディオス!アミーゴ!

 

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神戸のカフェで兄さんしております。ホールには出たり出なかったり。10年のカフェ人生の中ウェイターから売上と人事管理、パーティー、ウェディング、企画、総務そして雑務まで多くを経験してきました。楽しく生きる!をテーマに毎日を面白おかしく過ごしてます ⇒詳しいプロフィールはこちら

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